2020年07月
2020年07月27日
2020年07月23日
2020年07月22日
川ヒラスズキのシーズン
やる気なしの次男くんがなぜか文化祭実行委員会になり、あっというまに屋久島高校文化祭が終わりました。
今回の文化祭はコロナで3年生保護者のみ各家庭1名だけが文化祭見学を許されるという意外と厳戒体制。
嫁さんが楽しみにしていたようですが私達夫婦は見に行けません。
まーこのご時世、人混みにわざわざ飛び込むのも気が気じゃないので良かったよ。
そして、久しぶりに遊べそうな日曜日。
ずっと土日は雨ばかりでしたからね。
次男くんと地域みらい留学生を連れて、釣りと蚊に刺されボコボコ身体を消毒がてら海水浴。
ヒラスズキ3匹にエバ1匹。
ヒラスズキを釣ってミッションクリア(笑)。
夕飯は握り寿司にするぞ!!と盛り上がり、ヒラスズキの炙り握り寿司の完成。
2020年07月18日
モンステラ
モンステラのお問い合わせ注文がありましたので食べ方を説明します。
市場にでることもなく、あまりにも食べる機会が少ない幻のトロピカルフルーツと言われるモンステラの実。
モンステラの実を美味しく食べるには注意が必要でしっかりと熟すのを待つのみです。
モンステラの実が熟すタイミングはこのウロコ状の緑色部分が自然に剥がれ落ちる時です。
それまでは食べることはできません。
実全体が熟してから食べるのではなくて、気長に待って外側の緑色のウロコ模様の表皮が根もとからポロポロと順に剥がれたところから、柔らかな白い部分一粒ずつ取り出すようにして食べるのです。
通常1日か2日で3cmほどずつしか完熟しませんので1週間ほどかけてチビチビつまんでいくといいでしょう。
室内ではビニール袋の中に実を入れて追熟を早める方法があります。
正直、熟れすぎて濃厚な香りがしてくるくらいが一番美味しいと思います。
美味しいからと止まらなくなってしまう前に食べたい気持ちを抑えましょう。
完熟してない実を口にすると美味しくないばかりかシュウ酸カルシウムの作用で舌や喉がイガイガしてきます。
モンステラ デリシオーサ
2020年07月17日
昆虫病原性糸状菌
鉄砲虫駆除についての投稿です。
虫が嫌いな方はご注意ください。
タンカンや柑橘類の栽培で長期間の作業をしいられるゴマダラカミキリの駆除。
細川自然農園のタンカン樹に菌に捕食されたゴマダラカミキリがいました。
これは微生物殺虫で自然界に生息する昆虫病原性糸状菌「ボーベリア ブロンニアティ」を、人工的に固定した不織布を根元や枝につけて成虫を駆除します。
菌に触れたゴマダラカミキリは寄生され、そのうち絶命するというもの。
この方法を細川自然農園でも試したことがあり、菌に殺されたカミキリを数個体確認しましたが効果がよくわからないし、やはり駆除しきれず産卵されて幼虫に食害され枯れる樹がありました。
産卵させない、幼虫駆除ができればいいのですが完全には難しい。
屋久島全体のミカン農家が使えば効果は期待できますが50本6000円と高価なのでやめました。
うちの近所で菌殺虫している農家は海沿いの農園。
そこからずいぶん山手の細川自然農園まで飛んでくるなら、まわりはミカン園だらけ、毎日毎日駆除してもいることに納得します。
カミキリたちは飛ぶのは苦手な感じなのに移動距離はそれなりに広い、ほんと悔しい。
結局タンカン園を歩き、手作業でゴマダラカミキリを捕獲駆除し、産卵されて幼虫が木屑を出したら針金で駆除しています。
草刈りすると梅雨でタンカン園をしっかり見てまわれなかった期間に産卵し、幼虫の痕跡もありました。
2020年07月15日
2020年07月13日
草刈りしんどい
草との戦いが始まりました。
風や空気、生き物たちの感じが夏に一気にかわってきます。
午前は集落草刈で急斜面担当。
大きなスズメバチの巣を駆除したりもありました。
もともと草刈りしにくい場所ですが草刈り機も草刈りの場居に合わせてパーツカスタマイズしなくては効率が悪い。
次回この場所をするなら飛散防止カバーを外すことにしよう。
いつもの公民館周辺なら防止カバーがある方が飛散しなくて安心なんだけど、チップソーとナイロンワイヤーの2台使って仕上げます。
貴重な晴れ間、帰ってからは細川自然農園の草刈りを始めました。
もう腰くらいまで伸びた雑草をハンマーナイフでチップに。
草刈り範囲が狭いのに集落草刈りの方が危険で疲労します。
シクンシ
草との戦いが始まり、天気次第ですが時間に余裕があるので丁寧に草刈りしています。
丁寧といっても本気草刈りですよ(笑)。
農園内には私の趣味というか憧れの熱帯花木がちょこちょこ植えてあり、今年初開花したのがシクンシ(インドシクンシ)フトモモの仲間なのに蔓性植物なんです。
蔓性といっても低いときは木、成長が進むと半蔓で他の樹木にまとわりつくように伸びていく感じ。
生え方はブーゲンビレアみたい。
日本各地の熱帯植物園で植えられていて、温室の天井まで伸びて花を咲かせている姿は見応えあります。
そんな姿に憧れちゃった訳ですね。
花が咲いてくれただけで嬉しい。
花色が白から桃色、桃色から赤と変化していきます。
漢方、薬草としても使われていて根、種子、実を煎じ虫下し駆虫薬、下痢止め、リュウマチ薬、ニコチン中和作用があるようです。
「神に授かった妙薬」と言われるほどとか?。
2020年07月09日
2020年07月08日
露地植えパッション
梅雨明け間近と思いきや連日の大雨で農作業はもちろんできません。
あっという間に雑草だらけの細川自然農園です。
パッションシロップを作ろうかと雨の中収穫してきました。
露地栽培のパッションフルーツは蔓になっている時から色が変色していて諦めていたのが本心。
台風でビニールハウスをとばされてからは自家用で露地栽培チャレンジでした。
パッションフルーツは雨があたると変色してしまい、見た目が悪く売り物にはなりません。
こんなに不味そうな色艶でがっかり。
ところが小さなパッションも大きなパッションも中身は果肉ぎっしり。
しかも最高に甘くて良い香り。
諦めて廃棄しなくて良かった〜。
実が硬いものは生食で、少し柔らかいものはシロップ用にたくさん利用できました。
次男くんが『うちの作物はなんでも美味いんだよ』と自慢げに地域みらい留学生に熱弁してて、なんだか嬉しかったな。
留学生は初めての生食パッションだったらしく、細川家のパッションを食べたら他のパッションでは納得できないかもよ(笑)。
見た目に反してそれくらい美味しかった。
パッションシロップはアイスにかけたり、かき氷にかけたり、ジュースで楽しみます。
2020年07月07日
ゴマみたいなガムシ
屋久島ではクワガタやカブトムシが飛び始めて、子ども達はこぞって集めていることでしょう(笑)。
私のおすすめは地味に観察しやすくて飼いやすい水生昆虫なんだけど。
ビオトープの鯉に餌をあげてたら、水に浮いた落ち葉に胡麻みたいなのが沢山くっついてるのを発見。
落ち葉を食べてるヒメガムシ?かな?。
ヒメガムシの大きさは9mmくらい、もっと小さい1mm〜2mmほどだから違うかも。
入れ物もってきてすくいあげたら胡麻がワラワラ泳ぎだす。
可愛い!!
もしかしたらガムシじゃなくてゲンゴロウ系?泳ぎ方がやたら速い。
もっと観察してみよう。
じっくり観察すると足ばらばらな泳ぎ方、腹側に空気を溜めて光っているのでガムシの仲間だろう。
こんなに小さい成虫であること、フラッシュをたいてマクロ撮影して形や翅、模様を写してみる。
ちゃんと同定は素人の私には難しいけとヒメシジミガムシかな?アマミシジミガムシということもあるかも?
シジミガムシの仲間でしょう。
久しぶりにワクワクした発見でした(笑)。
楽しい!!
シジミガムシのおかげで、川や水辺、生態系、暮らし、色々な水との関わりを考えることができました。
ここ数日の豪雨で水の怖さばかりを感じ、不安で心が苦しくなるばかり。
だけど水は生き物にとって生命の源のようなもの。
この水生昆虫も水を求めて集まってきた小さな命。
次男くんと地域みらい留学生に見せよう。