2010年03月

2010年03月26日

ホワイトデーはカンパチ

今年のバレンタインデーは長男のおこぼれで11個のチョコレートを貰った。

義理とはわかっていても嬉しいものですね。

おっさんになっても変わりませんね。

ホワイトデーを前にお返しは『新鮮カンパチ』をお届けするためジギングへGO

今回は落ちた体力をカバーするためにニューアイテムジギングサビキを購入

エビングなんかも試してみたい

船長さんが出船前に前日の獲物を水揚げするそうで、ついていって水揚げのお手伝い。





獲物はイシナギ・・・・・この季節は水深200mで釣れるそうな。



大物より今日は一般家庭にあげやすいサイズを狙います。

狙うは小さい青物又は根魚

ジギングサビキを海底に落としてシャクルと『ドンッ』と強烈なアタリが・・・・・・。

ティプがゴンゴンと曲げられてしまう。

『ヤバイ、でかい』と思い強く締めていたドラグを緩めようとしたらジギングサビキから切られてしまった。

『不意の大物にも対応』というキャッチフレーズ・・・・・・見事に粉砕

その後は通常ジギングとジギングサビキを使い分け10本のカンパチをゲット。



今回ビッグファイトを見せてくれたKさんは『何にもデキネー』と抵抗するも残念ながらリーダーをねじ切られてしまった。

だいぶ上までシャクリあげてのヒットで獲れるチャンスではありましたがモンスターカンパチが勝っていました。

今まで初めて見た強烈な引きに超大物の存在を間近に感じることができたし、イメージが出来てきた。

いつか自分のロッドにもモンスターカンパチがヒットする。

その時の為にタックルバランスとドラグ設定を考えてジギングしなくては・・・・・・難しいですね。

釣果は3人で30匹程。

ホワイトデーは一安心の釣果でした。





なんとKさんからまたジギングに誘われました。

同僚のお父様が船を持っているので連れて行ってくれるとのこと

かなりバテバテでのジギングですが4本のカンパチをゲット。

Kさんは何とダブル・・・・・・凄過ぎです。

乗りに乗っている感じです。





ダンナがジギングサビキも試すとエソが釣れます。

面白いカサゴも釣れました。

ヒレナガカサゴとかイズカサゴ系

たぶんイズカサゴかな?







ジギングサビキは面白いのが釣れるので初心者や体力が無い方には面白いですよ。



そのうち屋久島でエビングやボートエギングも試してみたいですね。




2010年03月25日

卒園

産まれたときから反抗期と言われた長男がとうとう卒園をむかえ、長男の成長や色々な変化を思い出しながら思ったことは

長男は『私達夫婦を選んで産まれてきたんだなと』と感謝でした。

大変な子供にはそれを受け止めてくれる親を選んで産まれてくると言われたことがある。

沢山の愛情を注いでも子供の心はそれ以上を求めてくる。

それが子育てであり、親子関係なんだとダンナに教えてくれた長男。



卒園児の中で一番長く幼児園に通っていたこと・・・・3年6ヶ月・・・・。

家では暴れん坊で甘えん坊で聞かん坊・・・・・・

でも家の外ではしっかり者で仲間や弟にとても優しいみんなのお兄ちゃんでした。

ありがたいことに幼児園の子供たちが憧れる存在だったそうです。

長男が通った幼児園はキリスト教系なので祈りや讃美を教え、子供たちには

『大勇士』『光のこども』という表現で素晴らしい子供になりなさいと伝えています。

まさしく長男は先生方のおかげで『光のこども』に成長しました。

ありがとうございました。

小学校に入学しても長男の活躍が先生方のお耳に入るような、強くやさしく何でも頑張る少年に成長してくれると思います。



卒園式当日は残念ながら流行しているおたふく風邪で長男と仲の良い女の子がお休みでした。

それでも卒園児の心は全員で卒園したという気持ちでした。

地域により小学校が離れる子もいますが今までの仲間だけでなく新しい仲間も加わり、小学校生活が始まる期待のほうが大きいのでしょう。

みんな良い顔をしていました

卒園おめでとう。



謝恩会は屋久島いわさきホテルで会席。

子供達は大きなハヤシオムライス・・・・・これをみんながぺロリとたいらげてしまいました。





今年は地域こども会育成会長ということで小学校の卒業式にも呼ばれ、久しぶりに年頃の子供達の旅立ちにふれる事が出来ました。

13名の卒業生達は小さい頃から印象のある子供たちもいます。

今の長男のように小さかった子供達が大きく成長して心を成長させ、親に感謝し、地域の人たちに支えられて卒業をむかえたことが嬉しかった。

一人一人が将来の夢を大きな声で発表する姿が忘れられません。

夢は叶います。輝かしい未来が見えるようでした。

ダンナも夢が少しずつ変わりながらも、なんとか夢を叶えてきていますから大丈夫ですよ。



そして在校生のお兄さん、お姉さん、うちの長男をかわいがってあげてください。

お兄さん、お姉さんの姿を見て一年生は成長していきますから、見本となってあげてくださいね。










hoso89 at 14:10|PermalinkComments(0)長男のこと 

2010年03月11日

レスリングで見つけた宝物

島原大会でやっと目標としていた強豪チーム、タイガーキッズのMちゃんに初めて1勝することができた長女。

細川家家族はMちゃんやMちゃんのご両親ともお話することができて、益々、Mちゃんのファンになりました。

『次の徳山大会も行くからね』と対戦の約束をしてお別れしましたが徳山大会でMちゃんの姿を探しても見当たらない。

するとタイガーキッズの方がMちゃんとお母様からのお手紙を預かってきてくれました。

Mちゃんは学校行事で徳山大会には参加できなかったそうです。



Mちゃんの手紙には『がんばって優勝してね』と綴られていました。

心のこもったお手紙をありがとうございました。

長女はMちゃんと戦うためにも優勝しなくてはという表情。Mちゃんの気持ちをしっかり受け止めていました。

今年、長女は参加しない女子レスリングの最高峰クイーンズカップにMちゃんは出場するそうです。

『がんばれMちゃん優勝だぁ』・・・・・細川家みんな応援していますよ。



そして長女の徳山大会での成績は4試合して3テクニカルフォールと1フォール。

4試合目に失点してしまいましたが全試合自ら攻めて、とても良い勝ち方をしました。





Mちゃんの手紙のおかげです。ありがとう。

島原大会でのMちゃんとの試合はお互い素晴らしい勝ち方、素晴らしい負け方でした。

この試合でダンナは学びました。

『勝ち方だって良い勝ち方、悪い勝ち方があり、負け方だって良い負け方、悪い負け方がある。』



『どんな時もあきらめず良い勝ち方、よい負け方をしてください』



屋久島に戻って徳山大会の反省会で長女は

『金メダルを獲ったけどやっぱりMちゃんと対戦して勝ちたい』と再戦を望んでいました。

大人のダンナが2人の少女から学ばせてもらっています。

長女は九州大会、そして初めての全国大会に今年は出場しますから一緒に頑張りましょう。

長女とこれからも良いライバル、レスリング友達でいてくださいね。

Mちゃんとの出逢いは長女にとって生涯の宝物になると思います。


2010年03月10日

長男のレスリング徳山大会

長男にとっては2度目の徳山大会。

去年はライバルグラップラーズのTくんに敗れ、2位・・・・銀メダルを獲得しました。

今まで圧倒的に負けていたTくんと接戦できるほどになった長男の頑張りに感動した思い出があります。

そして次の九州大会でTくんに初めて勝つことが出来ました。



今回もやはりTくんとの対戦を楽しみにしていましたがTくんは18kg級。

長男は20kg級で対戦ができませんでした。



しかし、普段は対戦できないチームの選手と試合が出来るので楽しみ。

長男の試合数は4回、結果は1点も取られず圧倒的な強さで全勝しました。





でも2回戦目のみテクニカルフォールできなかったと思います。

そして、悪い意味で印象に残る試合となりました。

なんだか試合をしている長男の顔がおかしいなとは思っていましたがインターバルでセコンドに戻ってきた長男が

『あの子、ずるいんだよ。服を掴んだり、指を掴んで痛いほうに曲げてきたりするんだ』と困った様子で言ってきた。



レスリング全国大会へ行ったことがある父兄から『反則はあたり前だよ』とは聞いてはいましたが・・・・。

屋久島格技から全国大会に出た子は頭突きされ鼻血をだしたり、執拗に指を掴まれたと言っていました。

それを聞いていたのでダンナは『レスリングはルールがあっても反則を取ることはないから反則されても気にしないで正々堂々と最後は勝てばいい』と子供たちには伝えてきた。



反則してまで勝とうとする心や指導は好きになれません。

こんなに小さいうちから・・・・・・しかも強豪チームが・・・・・・・とがっかりしてしまいました。



試合後半は長男に『そんなヤツに負けたくないだろ、手加減するな』と伝えると長男の目つきが変わった。

コーチか監督らしき人が試合中のマットの中まで入って指示をだしたりしていましたが最終スコアボードは8-0になっていました。

結局、そのこは長男から1点も取れず、試合後コーチにめちゃめちゃ怒られていた。

(怒られている内容は知りませんが・・・・)

その子は表彰台に乗ることはありませんでした。



嫌な試合もあればとても良い試合もあり、全勝同士の決勝で試合内容としては長男が1セットでテクニカルフォールで圧勝でしたが名門クラブの北九州レスリングクラブの選手がとても素晴らしかった。

レスリングは試合のとき、審判と対戦相手と握手して挨拶を交わし、終了後相手のセコンドに挨拶に行きます。

とても紳士的な格闘技です。

あたりまえのルールですがしっかり出来る子は少なく、自分の子供も含め、屋久島格技の選手もしっかりできる子はいないかもしれません。

北九州レスリングクラブの選手は礼儀正しく大きな声で挨拶します。礼儀正しいからレスリングもみんな強いんです。

とても気持ちのいい選手ばかりです。

残念ながら長男には負けてしまいましたが、ダンナの中ではその子が金メダルです。

長男のライバルTくんも北九州レスリングクラブに出稽古に行くそうで、やはり礼儀正しく強い。

長男のようにただ金メダルを獲った、1位になっただけでは本物の強さにはなりません。

初めての全国大会に向けてまずは挨拶から身につけさせなくてはなりませんね。



ライバルでもあり、レスリング友達でもあるTくんと三井ラビットのRくんと記念撮影。

試合で再会するたびに成長するので楽しみです。






2010年03月08日

次男くんのレスリング徳山大会

徳山大会へ出発する二日前のこと。

道場に行って練習前に綱遊びしていた所、綱を誰かに奪い取られ満足いくまで遊べなかったらしい。

練習が始まる前に大泣きして、手の付けられない有様。

『練習が終わったら遊びなさい』・・・・・・・『ぎゃー遊びたかったぁ~』

『準備体操しないと練習できないよ』・・・・・・『ぎゃー遊びたかったぁ~』

『泣くならマットの外に出なさい』・・・・・・・『ぎゃー遊びたかったぁ~』

『家に帰りなさい』・・・・・・・『ぎゃー遊びたかったぁ~』

こんな感じです。



あまりに赤ちゃん気分の次男くんの行動にはいい加減愛想が尽きた。

ダンナが家に戻ると次男くんは嫁さんに『僕は悪くないのに・・・・・』みたいに言いつけている始末。



『明日の練習を最後までできなかったら次男くんはレスリングを辞める』と監督とコーチに伝えた。



大会出発の前日練習・・・・・次男の今後を決める決断の日。

昨日とは別人のように今までないほど一生懸命練習する次男の姿。

『いつもこうならいいのに・・・・・・・

AB型の二重人格は厄介です。

今回の徳山大会を最後に日々の練習をしっかりできないようならば大会には参加させないことに決めました。

大会に行けばおいしいものも食べられるしガチャポンもある。

屋久島にないものばかりだから楽しいはずです。

『練習をしないけど大会は行く』という考えを通用させたくないのです。



次男くんは食も細く前島原大会は体重13kg、徳山大会には14.3kgにまで体重を増やしましたが階級は16kg級。

AとBの2グループに分かれていたので少し軽い子供はAグループにしてくれたようで感謝です。

Bグループはかなり大きそうにみえましたから・・・・・・。



徳山での試合内容は今までで一番良く、泣くことも無く、反則も無く、正々堂々と戦いました。

全試合、テクニカルフォール勝ちで勝利してくれました2個目の金メダル獲得。。

でも16kg級Bグループには次男くんよりも明らかに強い子がいましたから、まずは試合に出られるように練習をしっかりして、ご飯をたべることが目標でしょうか





成績でいえばお姉ちゃんとお兄ちゃんを超えていますが2人は次男くんよりも努力してやっと金メダルを獲りました。

次男くんは運が良かっただけだと思います。

勝つための努力を父さんとしっかりやっていきましょうね。



徳山大会の閉会式ではお菓子撒きに子供たちは大ハッスル。

子供たちを喜ばせる粋な計らいをありがとうございました。







そして今回の徳山大会参加を楽しみにしていたもう一つの理由が徳山チビッ子レスリングクラブの昴ちゃんに逢うこと。

うちの次男くんにとっても似ていました。かわいかったぁ。

でもうちの次男くんとは違いかっこいいレスリングをしていました。

徳山チームのmieさんのブログで紹介されています。



うちの嫁さんが次男くんの表彰写真とか撮り忘れてがっかりしましたが、mieさんのブログに載ってました。

ありがとうございます。


柴田亜衣さんの講演

子供が成長するにつれて屋久島内で行われる行事参加することが多くなってきた。

それは色々な人々が支援してくれているということです。

今回は屋久島生涯学習大会に高平こども会として出席。

大会テーマは『ふれ合い・語らい・学び合い』





郷土芸能

家族への手紙、書初め、屋久島ジュニア検定などの優秀者表彰、感謝状贈呈

学習成果発表など



高平こども会として関わったことは夏休みに行った姉妹町として交流している熊本県菊陽町での体験発表でした。

高平こども会からは1名の中学生が参加しましたが発表者には選ばれなかったようです。



楽しみだったのはアテネオリンピック競泳800m自由形金メダルの柴田亜衣さんとオリンピックに出場したときに学んでいた鹿児島県鹿屋体育大学教授川西正志さんによる講演です。

お二人の雑談交じりのトークショーなので柴田さんの本音が聞けて面白かったです。



柴田さんは無名の中学時代、高校時代はお父様の転勤が決まり、友達と離れたくない気持ちから『近所のスイミングスクールで頑張っているから』という理由をつけて水泳を続けていたそうで、高校時代は水泳で大学に行けるならと鹿屋体育大学を選んだそうです。

お年頃なこどもたちが考えるような進学の仕方ですがインターハイで8位以内に入ったらという条件付を見事5位という好成績で突破。

チャンスをものにする実力は長年のトレーニングで身についていたんですね。

大学時代は『オリンピックなんてテレビの話、自分が出るなんて・・・・・』という感じで水泳を続けていたそうですが同大学の先輩が世界水泳に出場するなど自分もこんな大舞台で泳げるんじゃないかという気持ちになり、男の先輩には負けたくない、後輩には絶対に負けられないという気持ちでトレーニングしてきたそうです。

コーチからは柴田さんに『あわてず』『あせらず』『あきらめず』という言葉を伝えたそうですが

柴田さんはほとんど意識せずにオリンピックに望んだそうで、友人から『金メダルとれるんじゃない』という言葉から『とれそうだ』と思ったそうです。

そしてオリンピック決勝では『ここまで来たのだから隣の人に負けたくない』とラスト200m地点から頑張ったそうです。

そして金メダル獲得。

おっとりした話し方をする柴田さんですが負けん気の強さは人一倍多かった結果かな?

自分では意識していなかったコーチが伝えた『あわてず』『あせらず』『あきらめず』という言葉を見事にやってのけてしまっていたんですね。

学生時代は簡単に目標ができたのに社会人になって目標を探しにくくなったそうです。

やはり目標に向かって頑張れる学生時代はオリンピック選手にとっても貴重だったということですかね。



最後に柴田さんのポケットからアテネの金メダルが・・・・・・そして子供たち数人の首に交代でかけてくれました。

細川家の子供たちは家でお留守番。

オリンピックのメダルを見るチャンスでしたが表彰や発表は飽きてしまい耐えられなかったでしょう・・・・・残念。



柴田さんは『屋久島なら講演に行きたい』と言って下さったそうで川西さんと遠い屋久島までありがとうございました。



おかげさまで鹿児島県鹿屋も有名になり、もしかしたらうちの子もレスリングで鹿屋中央高校や鹿屋体育大学に入学するかもしれません。

そのときはよろしくお願いします。


hoso89 at 10:52|PermalinkComments(0)島の行事・味