2009年07月

2009年07月31日

ミドリヒモムシの仲間

この不思議な生き物はヒモムシだと思いますが正確な名前がわかりません。

たぶんミドリヒモムシだと思うんですが頭部に模様があります。

体は紐状で長く柔らかく、粘着性がある。

頭部はヘラ状になり触手を持たない。

体色は緑色で細くなったり太くなったり平べったくなったりでなんかすごい生き物です。



ダンナ的にはめちゃめちゃ気になりますが一般的にはグロイ系ですね。



生態は転石下に生息して、口に収納している吻を飛び出すことでゴカイとか小動物を絡め取り捕食する。

捕食シーンを見てみたい

こいつら紐形動物は口の中に反転して収めている吻に毒針があるかないかで無針綱と有針綱に分類されているそうです。

血管は持っているのですが、心臓がなかったり、口と肛門がある消化管を持っていたりと、謎がいっぱいで、最近の研究では、その遺伝子から環形動物と軟体動物に近いのではないかと考えられています。



この動画を見て種類が分かる方は教えてください。






hoso89 at 20:37|PermalinkComments(3)屋久島の生物 

シマアジ入れ食い

今年もじいちゃんが遊びに来て、毎日のように釣り三昧。

でもエバ(ヒラアジの子供)が少なくて良い釣果にはなりません。

それでもカンパチの子供(ネイゴ)なんかを釣ってきてくれるので食卓にはいつも魚が並びます。



安房港でエバを見たので早速釣りに出かけたじいちゃんはあまりに釣れないので場所を変える準備を始めた



あきらめきれず最後の一投を桟橋先端まで行って投げ込むと一発で何かがかかった

ダンナの携帯には留守電が・・・・・。



『入れ食いだから見においでぇ



早速、見に行くとクーラーボックスが一杯。



しかもシマアジ



長男も次男も次々と小シマアジをゲット。



次男の初釣り釣果はシマアジです・・・・・やったね







結局、三日間連続でシマアジ釣りを楽しんで食卓もシマアジづくし。

100匹以上釣ったと思われます。









1日目はお刺身。

2日目はお寿司





3日目はアジフライ





長男は毎日お魚なので『お魚屋さんでーす』とお寿司職人になりたいなんて言い始めました。

かぶりものにも気合が入っています





シマアジはやっぱり高級魚です。

何にしてもめちゃくちゃ美味しかったです。

アジフライは絶品。


育成会の環境美化作業

今年はダンナが集落育成会長のため子供会を仕切って色々なことをやっていくのですが世界自然遺産屋久島とはいえゴミはなくなることは無く、美化作業は改めて美しい屋久島にしなくてはという意識もでてきます。

子供達は暑い中、一生懸命に小さなゴミもみつけてくれますからね。



集落内のカーブミラー磨きは高校生、中学生が中心に清掃しますが、ダンナの車にはわが子が乗り込み出発(ダンナがついていないと心配なので一緒)

カーブミラーは背が高いので脚立に乗って頑張ります。





県道近くのゴミ拾いグループも順調に作業





毎年掃除してもゴミがなくなることはありません・・・・・・。

多いのは空き缶、タバコの吸殻。

今年はタイヤやホイールキャップなんかもあります



公民館に戻ってゴミの分別。





タイヤは造園業者にお願いして使ってもらうことになりました。

ショベルカーの移動で道路を傷めないように保護するために使えるんです。

ホイールキャップは県合同庁舎で預かってくれるそうです。



作業終了



子供達一番の楽しみは作業後のおやつ。

差し入れのスイカも美味しそう。








hoso89 at 09:47|PermalinkComments(0)島の行事・味 

2009年07月24日

ザトウムシ

ザトウムシって知ってますか?

屋久島のネイチャーガイドさんらはジブリ映画の千と千尋の神隠しに登場するかまじいさんのモデルなんて親しみをもった紹介をする方が多いですね。

屋久島の森をあるくと樹木の枝や葉、足元の登山道まで時期によってはいたるところでワサワサ歩いている。

ダンナもザトウムシが好きでいつまでも見ていたいほど美しいSFちっくな生き物です。

エイリアンとか地球外生命体みたい。







ザトウムシ目の仲間は世界で40科5,000種もいてなにげに凄いヤツです。

クモ目の仲間によく似ていますが、ダニに近い生き物で、脚は糸のように細長く、頭胸部と腹部がくびれずに繋がっているのが特徴です。

座頭(ざとう)。江戸期における盲人の階級の一つで名前からを意味するように盲目に近く、明暗しか認識できず物を見ることはできません。

そのため、その長い脚で周りを探りながら歩きます。

あまり注目されない生物だからかザトウムシに関する図鑑等の文献がほとんどないのが残念です。



顔のアップも面白いです。





よく見ると体からゲゲゲの鬼太郎みたいな妖怪アンテナが・・・・・・。

何に使うんだろう不思議



クモとの違いは次の通りです。



頭胸部と腹部の間にくびれが無い。



体は硬そう。



糸を出さない。



直接交尾する。



動く動画もどうぞ






hoso89 at 17:50|PermalinkComments(0)屋久島の生物 

2009年07月23日

屋久島の皆既日食

皆既日食前日から前線の影響からか突風が吹くなど風が強い状況。

「月に三十五日雨が降る」とも言われる屋久島ですが雨が降らないと嘆くほどの晴れが続いていたのに皆既日食当日は荒れ模様の天候が予想される。

皆既日食当日の細川家では太陽観察めがね、一眼レフデジタルカメラ、ビデオカメラを準備して集落下の田んぼまで移動。

早朝から断続的な雨。

町が観測場所に指定した尾之間グラウンドには早朝から天文愛好家や観光客が詰めかけたがずぶ濡れで空を眺めていると悲しい状態のメールを知人からもらった



太陽が欠け始めると周囲が少しずつ暗くなるが、それが分厚い雨雲のためか、日食のためかよく分からない。皆既日食の時間が迫ると、まるで闇が襲ってきたかのように加速度的に暗くなった。



周囲が暗闇につつまれた。

気温がぐんと下がった。

真っ暗な空を眺めている。



神秘的な自然のパワーを受けた。



皆既を体感したことに感動した細川家族は日食は見れなくても大満足です。

短い時間の中で一日の光を感じた・・・・まるで早回しで日没から日の出を見ているようだった。



屋久島では午前十一時前から約三分五十秒間、皆既状態だったそうです。

雲の切れ間から「黒い太陽」は一度も姿を現さなかった、そして温泉に浸かりに行った午後にこの日初めての太陽の姿が雲の切れ間から僅かな時間顔をだした。



子供達は太陽めがねをようやく使うことができました。



太平洋上の小笠原、硫黄島ではバッチリ観測できたそうで、その映像を見てあの皆既を思い出しています。








hoso89 at 06:58|PermalinkComments(0)島の行事・味 

2009年07月21日

やくしま夏祭り2009

安房集落で毎年恒例のやくしま夏祭りは屋久島の中では大きなお祭りで今年は2日間連続。

イベント事も多くて細川家は2日間とも見に行くことが出来ました。



1日目の楽しみは漁船パレード。

今までは子供達が小さいと言うことと仕事が忙しくて長女が小さいときに一度だけ乗っただけで

今回は家族全員で知り合いの船に乗せていただきました。





皆笑顔で乗り込んで船首に陣取って出船を待つと日食を見るために来た船やヨットが港に進入。

屋久島の海も日食は混雑しそうです





細川家の男わらし共は初めてですが

『前の船抜かせ~』と大はしゃぎ。



スピードが速くなるとダンナも子供も『ヤッホーイェーイ』と腕を振り上げて最高の気分。

暮れ行く屋久島の稜線を眺めながらの夕涼み・・・・・・贅沢です。



その後は祭り会場で出し物見て最後は抽選会。

目玉商品の液晶テレビは近所のお姉さんがゲット。

細川家はぬいぐるみセットが当たりました。



2日目は近所のおばあさんのお孫さん、西田梨沙さんの歌謡ショー。

『ヨカヨ屋久島』は我が高平集落のテーマソング的な歌なんです。

西田梨沙さんはメジャーデビューだそうでおめでとうございます



今年の夏祭りは観光客の姿が多くて雰囲気がだいぶ違ってました。

水着のねーちゃんが歩いてたり・・・・・

なんだか盛り上がってました



でも今までで一番花火が盛大で良かったと思います。

それに屋台が多くて美味しいのが増えました。




hoso89 at 05:39|PermalinkComments(0)島の行事・味 

2009年07月12日

コウベモグラ

細川家の土地にはモグラが顔をだしたモグラ塚や地表を掘り進んだ後が沢山見られます。

モコモコとなんとも言えない動きで進むモグラちゃんですがなかなか捕まえて観察したことはありませんでした。

そこで捕獲開始・・・・・一応咬まれる心配もあるので軍手着用。

簡単にゲット・・・・・胴体を鷲掴み・・・・・・。





子供達も興味しんしんで怖がりながらも触りました。



『きもちいぃぃ~』



目がちっちゃー・・・・手がかわいい・・・・・シッポ短かぁー。

まさに土中を掘り進む為に洗練されたボディー。



屋久島のモグラはは西日本に棲息する大型種で、アジア大陸にも分布して、屋久島と種子島に棲息する小型のものをヤクシマモグラ として亜種とする説もあるそうです。



日本には4属7種のモグラ類が棲息し、さらに複数の亜種に分けられるが、分類には異説もあり分類は変わってきているそうです。

7種のうち、コウベモグラを除く6種が日本固有種である。

北海道を除くほぼ全国で、都市部以外では人家周辺でも普通に「モグラ塚」が見られる。

コウベモグラは西日本に、アズマモグラは主に東日本に広く分布して、

両者の生息域の境界線は中部地方にあるが、やや大型のコウベモグラが少しずつ東側に生息域を広げているという事です。

これは、先に大陸から移入したアズマモグラが日本全土に生息域を広げたあとに、新たに大陸から移入してきたコウベモグラが東進しているためともいわれる。



柔らかく、上質の光沢をもつモグラの毛皮は重宝され、20世紀に入るまで、乗馬用ズボンやコートなど、さまざまな用途に用いられてきたそうな。

日本でも民間薬として使われていて、モグラの黒焼きは土龍霜と呼ばれ、強壮作用、興奮作用、排膿作用があったとされます。




hoso89 at 08:34|PermalinkComments(0)屋久島の生物 

2009年07月09日

七夕の願いごと

今年の七夕はとっても晴れて満月が素晴らしい。

今まで屋久島に住んでからは晴れた七夕って経験していないような・・・・。

それとも七夕に興味が無かっただけ



満月の月夜で織姫と彦星が出逢えるのは素敵な感じがします

なので家族みんなで短冊に願い事を書くことになりました。



長女が『お父さんに見て欲しいの』と持ってきた。



なんとそこには意外な夢が書かれていました。





『大人になる前にレスリングで体力を付けて立派な山のガイドになり、いつかお父さんを抜くほどの良いガイドになる。』

と書いてある。



ダンナの仕事も夫ぶりも父親ぶりも小さいときからよく見ていた長女のうれしい願い。

とっても素敵に成長をしていると感じます。



でも夢ではありません。

信じられないことに長女は私をおんぶする事ができるんです。

あんなに痩せた体のどこにそんな力があるのか・・・一緒に風呂に入ると筋肉カチカチですよ



長女が私の後を継いでくれたら、間違いなくナンバー1女性ガイド・・・・いやいや屋久島ナンバー1ガイドになれますよ。



長女は私のすごく身近な素敵な女性です。

可愛らしく強い女の子・・・・夢に向かって頑張ってね



ちなみに長男は『レスリング世界チャンピオンになる』

次男は『伝説のポケモンシール3個ほしい』

嫁さんは『痩せてきれいになる』

ダンナは・・・・・・秘密


hoso89 at 21:38|PermalinkComments(0)長女のこと 

2009年07月07日

コーヒー屋さん

屋久島に最近出来たドラッグストアは野菜、魚、肉などの生鮮食品以外はなんでも売っているので便利。

しかも安い・・・・・屋久島内でも価格破壊的に競争が始まったように思います。

普段パックコーヒーなんて買うことがないのに嫁さんのカゴには数本のパック飲料が入っていた。

『珍しいねこれ買うの』と聞くと



『だって10円なんだもん』とりあえず買うことにしたらしい。



お安いです。びっくりです



パックコーヒーを飲み終えたあとのパックは長男が再利用。

お面のような帽子を作ったかと思えば・・・・・・・。

『コーヒー屋さんお願いしまーす』と呼ばれると「はいはーい」と長男。

パック帽子をかぶりコーヒー豆をガリガリと挽き始めた。

毎回必ずコーヒー屋さんパック帽子をかぶる姿は愛らしい・・・・・そんな長男も6歳になった。





長男は自分で製作したおもちゃで遊ぶのが上手です。

流行のおもちゃを欲しがりますが自分で作ったものはより楽しく遊んでいるように見えます。


hoso89 at 05:52|PermalinkComments(2)長男のこと 

2009年07月06日

ポニョった

7月3日、予約しておいた崖の上のポニョが届いた。



聞く人みんな崖の上のポニョを買っている様子。

ポニョ人気凄いです

なぜなら、ポニョを見たことが無い屋久島の子供達が歌を歌い、さらに踊るんですから



細川家ではポニョを見た者は『ポニョった』と呼びます。

ダンナを始め男どもはポニョってはいない・・・・・。

映画館に行ったとき嫁さんと長女はポニョ・・・・・男どもはウルトラマンを見た。



本当は長男の誕生日に合わせて上映会をする予定でしたが・・・・・。

「待てませんよね」



上映開始



日本全国でみなさんポニョっているんでしょうね



映画館でポニョった嫁さんが『泣いちゃうからね』なんて言っていましたが・・・・・。



子供達は面白いところで好反応・・・・『タコがお部屋にはいっちゃうぅぅぅぅ』なんてね。

ダンナとしてはそうすけちゃんの賢さに脱帽



同じ年頃の長男と次男はいつもはちゃめちゃでそうすけちゃんとはまったく違う

『世の中の5歳児はこんなに賢いのだろうか』とそんな所が気になってしまうんです。



子供達は飽きることも無くポニョに釘付け・・・・宮崎アニメは子供達の宝ですね。



崖の上のポニョはジブリ版人魚姫ですかね。

1回見ただけでは分からない箇所がありましたが今日までにすでに10回ほど子供達がポニョを見てますから今はなんとなく理解できます。







ディズニーのリトルマーメイドと違うのは5歳児の無垢な愛でしょうか。

そうすけちゃんの賢さと素直な愛でハッピーエンド

ポニョも無事に人間になれたみたい。 



泣きはしませんでしたが『あー楽しかった』と上映終了



晴れて細川家全員『ポニョった』



映画と言えば買ったが見る時間がなかった『東京タワー』を一人で見て号泣

次の日は目が腫れてしまいましたがトレッキングガイドしてきました。

・・・・・・・・不細工でスイマセン

ダンナはもともと映画が好きでしたが1本の映画を見る時間が無いほどに、自分には時間が無かったんだと改めて気づきました。



子供が見るので子供番組はしょっちゅう見ていますね。


hoso89 at 20:39|PermalinkComments(0)屋久島徒然