2009年04月

2009年04月26日

鹿肉じゃが


屋久島にはヤクシマジカと言うニホンジカの亜種の一つが生息しています。

ヤクシカとも呼ばれ、島に住む人々にとっては身近な動物なんです。




本土のニホンジカよりもひと回り小さく、近縁種はキュウシュウジカ。

その他、種子島の横にある馬毛島にも馬毛鹿が住んでいて海を泳いで種子島にも渡ってくるそうです。

ヤクシカも海を泳ぐのを見たことありますから色々新天地を目指すんですかね。




ヤクシカも馬毛鹿も同種のような気がします。




今回ご紹介するのは貴重なヤクシカのお肉をいただきました。




骨付き肉ですよ・・・・・うふっ。




我が家ではたいていに煮物に変わります。

ダンナ的には焼肉がいいんですが・・・・・量もたくさんなわけではないので。




どうやらアバラ骨近辺のお肉のようで圧力鍋で鹿肉を煮て、肉じゃがに。









おいしそうに調理できましたが・・・・。

一口ガブリ・・・・・ジャリ・・・・ガリッ・・・・・。




肉の中に砕けてた骨が沢山。

食べにくい・・・・楽しみにしていた子供たちは口にせず。

骨を取りながら食べることにしたが口の中に骨が刺さることも。




ガツガツと食すことは難しいですが良い味です。




そしてもう一品。

まだ小さな車えびを大量に頂いたのでサラダに。









相変わらず小さくても屋久島産車えびは甘くておいしいです。

本気でお勧め食材ですね。




hoso89 at 07:56|PermalinkComments(4)島の行事・味 

2009年04月22日

スローピッチデビュー


ダンナをジギングの魅力に目覚めさせた張本人う○こ氏が屋久島に遊びに来るということで一日ジギングに行ってきました。




いつも半日ジギングでへとへとなダンナですが一日ジギングは初めてではありません。

初ジギングは電動リールで参加した一日ジギング・・・・・今回で二度目。




今ではヘビージグもガシガシしゃくれるようになり、やっとう○こ氏とも肩を並べてジギングができる。

う○こ氏のテクニックを今だから見たい・・・・。




正直一日しゃくりきる自信がないので今回はスローピッチジャークで体力温存しながら挑むことに決めていた。




ポイントに着いてジギング開始・・・・ジグを落として家で練習していたようにロッドを動かしてもジグの重さでティプは戻らない。




『あれっ』




ロッドの反動が少ないのでリールの巻上げでティプを戻す・・・・・。




慣れてくるとDVDで見た佐藤氏のスローピッチジャークのようなリズムがとれるようになってきました。




周りにヒットが続くがダンナにはバイトが無い・・・・『焦る・・・』




いつものようにスローピッチから1ピッチ1ジャークをテンポ良く繰り返すとヒット。




小さな本カンパチをゲット。




すかさずジグ投入・・・・ヒット。

また小さな本カンパチをゲット。




とりあえず余裕ができたのでスローピッチに戻すとすぐにヒット。

多少大物がかかってもやりとりできるほどファイトに余裕があるのが自分でもわかる。

あがってきたのは大きなキテンハタ。









ハタは細川家家族がもっとも喜ぶ魚です。

そしてもう一本カンパチを獲って浅場は終了。




船を走らせて深場へ。




今日は一日、スローピッチジャーカーで通すつもりでしたが海洋状況は刻々と変わっていきます。

潮流は早く底がとりにくい。




隣ともラインが絡むことがある・・・・・。




底がとれなければジギングになりませんよ。




重いジグで底をとれるメンバーが確実に釣果を伸ばしていくとダンナも焦りがでてきます。




あまりに厳しい状態にヘビータックルに持ち替えてヘビージグで強引に底をとると。




『ゴンッ』




待望のヒット。




3kg程度のカンパチ・・・・ダンナにとって本日一番の獲物。

さらに小さいカンパチを追加。




小型カンパチしか釣れないダンナとは対照的に9kgほど良型カンパチを獲るメンバーも。




『地道に底をとり安定した1ピッチ1ジャークを繰り返すことで素晴らしい釣果を残す』




ジギングの基本ができている人はどんな状況にも強い。




心配していた一日ジギングも終了が近づいてしまった。




タックルをスローピッチに戻して港に戻りながら攻めると小さなカンパチがかかってくれた。




本日の釣果はカンパチ6匹・・・でも2kg~3kgの小型

キテンハタ1匹。




まあまあの数ではありますが大きさは小さいものばかり。

数は釣れなくても大物を狙うのもやっぱりありですね。




今回の目標だったスローピッチでの釣果も結果は出せましたが・・・・。




『でも大物釣りてぇ~』




あまりに小さいカンパチはリリースして大物を獲る決意を固めました。




2009年04月21日

グラヴィレア・バンクシイ


春というか初夏のような陽気になりお庭では色々と花が咲き、華やかになってきました。

けっこう長いこと咲いている真っ赤な蜘蛛の足?・・・どう例えれば良いやら・・・・。




『グラヴィレア・バンクシイ』




オーストラリア原産の常緑低木または高木で世界に約250種が知られています。

葉は互生し形や大きさには様々です。ヤマモガシ科グレビレア属

乾燥にも強くて山火事跡によく生えると聞きました。

いかにもオーストラリア原産な生き様を感じますね。




花は赤く奇怪な形ですがよく見るととっても美しく見とれてしまう。





近くでみるとさらに怪しく妖艶。





元々乾燥地帯の劣悪な環境でも生き抜く強さがあるのでしょうが雨の多い屋久島でも普通に成長しています。




hoso89 at 19:13|PermalinkComments(0)庭の花 

2009年04月20日

ドブ漬け・・・・・牛乳?


次のジギングに向けての準備を始めた。




今まではうまくロッド操作、ジグのアクションを加えることができなかったので思い切って、スローピッチジギングの為に開発されたロッド、スロージャーカー6ozを買ってしまった。




手が空いたときはスローピッチの練習をするのが癖になり、スローピッチ用のジグも届いた。




『よーしウレタン職人しよっと』




毎回ジギングのたびに歯形や割れや塗装が剥げたりするので仕方がない気もしますがお高いメタルジグを少しでも長く使えればいいとせっせと内職。




でもジグはなるべく綺麗な光沢の方が釣れるような気がします。









こんな感じでジグをウレタン原液の中に浸し、刷毛や筆で浸しきれない部分を塗っていく。









ウレタン液が垂れてくるので新聞紙をひいてフックに吊るして乾かします。




それを何度も繰り返してコーティングを厚くしていきます。





そんなダンナの姿を見た次男が『牛乳飲みたくなっちゃったぁ』だって。

ウレタン原液は白いので牛乳に見えちゃったみたい(笑)









ダンナの内職作業を見ながら牛乳を飲む次男。

次男には『お父さんは変な事ばかりしてるしなぁ』という目で見つめられていましたね。




良い釣果になりますように・・・・・。




2009年04月19日

ジギングラップ


もうすぐダンナの誕生日。

最近では歳を重ねることが子供のころのようにうれしくて、歳を重ねるごとに成長する自分に感謝している。




そして何年ぶりだろう家族以外の人に誕生日プレゼントを頂くなんて・・・・。

しかも眺めていても飽きないルアー。




ポップクイーンとジギングラップ




ポップクイーンは未だに操作が下手糞で魚をゲットしたことがないが頑張れる。

ジギングラップは試してみたい釣法で空いた時間で簡単に使える。




流石は我が釣師匠・・・心を読まれているみたいです。

ありがとうございました。




早速、子供たちと港に行ってジギングラップで遊ぶ。

子供たちはすぐに飽きるので短時間の釣り遊び。




たしかF8釣法というやつでちょんちょんシャクるとジギングラップが8の字にアクションします。




練習すると魚が寄ってきた。




赤くて動きがのろいミノカサゴがジギングラップの周りに数匹、イシガキフグ、海蛇。




喰わせのタイミングを入れるとミノカサゴがバイト!!!









サイトフィッシングは楽しいですね。




ジギングラップはかなりお手軽で釣れればさらに楽しい。




ミノカサゴ・・・正確にはハナミノカサゴ

体のわりに頭が大きくて口もでかい。





海中では優雅な泳ぎで美しいが背鰭、胸鰭の棘には毒があります。

刺されれば激しく痛むので触ってはなりませんよ。

でも食べるとおいしいです。

キッチンバサミで毒鰭カットしてから調理。

姿揚げなんかが良いです。




2009年04月07日

太鼓岩で花見?


毎年、屋久島の山桜はすばらしい景色で人々を迎えてくれます。




が・・・・・。




見たことのない細川家の嫁と子供らは「見たい!!見たい!!」と大騒ぎ。




今年は雨続きで桜は?・・・・駄目なんじゃない?




仕方がないので天気予報と睨めっこして春休みに家族遠足に行くことに。




心配なのは次男・・・・歩かないんじゃない?




もちろん背負うのはダンナの役目。




当の次男は歩く気満々ですがダンナとしては信用はしてはいないよ。




太鼓岩遠足当日は久しぶりに晴れ。

ですが寒の戻りでかなり涼しい。




その時点で「ヤダヤダ」言いだし、次男なんて震えて「お家に帰ろうよ」と言い出した。




『誰の為にここまで来たんだ(怒)』




わかってはいましたが次男は歩く気無し(悲)・・・・・トイレの前で子供を背負えるザックに乗り込み登山開始。




団体やらガイドのグループを一気にかわし、ハイペースでどんどん進む我が家のレスリングキッズ。




ダンナだってこんなに速いペースは久しぶりだし、普通はこんなにハイペースはありえない。




おかげさまで混雑を避けて気持ちの良い景色を邪魔されずに進むことができるけどね。




休憩すると寒いけど子供が『おやつ』と叫ぶ。




次男の震えが止まらない・・・・・「お前は歩かないから寒いんだよ。歩く?」・・・・「嫌!!」




しかたがないのでダンナのフリースを次男に貸してダンナは長袖シャツ一枚。




体温調節ができるハイテクインナー、アウトラストなので一枚でも快適なんですよ。




何だかんだ言いながらも太鼓岩に到着。









悪天候が続いた中で桜はあきらめていましたがとりあえず見れました。

もう前日の大雨でだいぶ散った感じ。









せっかくの景色も子供たちにとっては寒いだけで『地獄のようだ』とつぶやく。

次男は泣き『お山嫌い』と言う。




一気に下山することに・・・・。

すると標高が下がってくると気温も上がり、子供たちも元気になってきた。




そして次男も壊れたラジオのようにおしゃべりが止まらない。




少しでも早く暖かいところに戻ろうと思っていたが白谷小屋で昼食。

子供も屋久鹿も日向ぼっこして元気。




映画のネーミングで有名になった森は苔の元気がなく、看板も撤去されたので気づかずに通り過ぎていく人も多い。

今回は久しぶりに写真も撮ろうと楽しみにしていたが悲しいことに何気ない景色の方が生き生きしていました。









次の日、次男が「石の階段、おもしろかったね。また行こうね」だって。

今度は自分で歩こうね。




子供用のレインウェアもあるともっと快適に楽しめるから検討しますね。




hoso89 at 21:11|PermalinkComments(0)島遊び