2008年08月

2008年08月31日

磯遊びブームです





安房にある春田海水浴場は大きな潮溜り(タイドプール)で安全に海水浴を楽しむことができます。

子供たちがずぅう~っと居る夏休みはたいへん春田海水浴場にはお世話になりました。


昔は人工物も少なく天然のタイドプールでしたが現在ではタイドプール近辺でくつろぎ易く天然石のテーブルにビーチパラソルまで用意してくれているんです。


もちろんトイレや更衣室、シャワーも完備。

屋久島にしては優等生な海水浴場です。


今年は台風が来ないのでタイドプール内は濁りぎみですが探せば沢山の生物を見ることができます。

なかなか魚は捕まえることが難しいので動きののろい生き物ばかりを捕まえる細川家の面々。


いつもバケツはグロイ生き物でいっぱいに・・・・・。

いやいやグロくても細川家には大人気。


クモヒトデ

メリベウミウシ

カラッパ

タカラガイ

フトユビシャコ

カニ

ヤドカリ

エビ


などを捕まえては触りたおして観察しまくりです。


もちろん最後は放流ですがそのころにはヘロヘロになってしまう生物たち。


ごめんよ。


細川家は磯遊びブーム到来です。




hoso89 at 19:00|PermalinkComments(2)島遊び 

2008年08月30日

あらしのよるに



我が家の家族となったヤギのゆきちゃんですが我が家の先輩犬と先輩猫に慣れるまでは大変だったみたいです。


ゆきちゃんを草むらから狙う先輩猫・・・・そしてお尻に飛びつく。

まるでトラが家畜を襲うような感じ・・・・ゆきちゃんは「メェー」と一鳴きして逃げる。


先輩犬を放すと一目散にゆきちゃんめがけて猛ダッシュ!!!

「やばい喰われる」と思い先輩犬を呼び止めると足踏みして必死に欲望を堪えている。

「ゆきちゃんは新しい家族だから優しくするんだよ」と先輩犬に言い聞かせる。


目の前には獲物・・・・・よだれをたらしてゆきちゃんのお尻の匂いを嗅いでいる。


ダンナはこの黒い犬と白いヤギから目を離せない・・・・。


・・・・・・。

・・・・・・・・・。


数日後、何故か逃げ出したゆきちゃんは・・・・なんと先輩犬の小屋で一緒に寝ていたみたい。


最近では大の仲良しで寄り添っている。


「すげー絵本で見た『あらしのよるに』みたいだぁ」と家族で感心しました。


ハラハラしながらもそんな我が家の動物たちを見ていると癒されちゃいましたよ。




hoso89 at 09:01|PermalinkComments(2)ヤギの部屋 

2008年08月29日

えっ王様?・・・



長男と次男が通う幼児園では月の終わりにその誕生月の園児を祝うプチパーティーがあるんです。


どうやら長男一人だけが誕生月だったらしく・・・・・。


長男は大変貴重な生態をみせてくれました。


そして偶然にも嫁さんがその現場を目撃して写メしてきました。



もうその堂々とした座り方や態度はまるで園児と保母さんを従えた王様のようだったと大笑いの嫁さん。




「俺も見たかったよ・・・王様・・・」とダンナ。


写メ見てダンナも大笑い。


さすがは私の息子ですよ。


この調子でがんばってくださいね。




hoso89 at 14:48|PermalinkComments(4)長男のこと 

2008年08月23日

ハイジ風に抱っこ



ゆきちゃん(ヤギ)は細川家での生活にも慣れてきて、毎日『メッ!メェッ!!』と散歩を催促するようになってきました。

つないである場所も沢山の草が生えているのに移動しながら食べたいみたい。

どの範囲まで行動するのかわからないので様子見で放してみると家の周りをうろうろしている。


ある朝、つないだはずのゆきちゃんの声が道の方で『メェ――』。

逃げ出す?というか草を食べて夢中になってしまったんでしょう。

車道まで出てしまったんです。


・・・・そして。


どうやら放された近所の犬にお尻を咬まれてしまったゆきちゃん。

近所の子供たちが「ゆきちゃんが食べられてるぅ~」と犬の飼い主を呼びに行ってくれたみたい。


幸いゆきちゃんは怪我もなく無事でしたが道にでてしまうという危険がでてきました。

今度は外れないようにして家に人が居るときだけ放し、カウベルを装着。


「カランカラン」ゆきちゃんが歩くのが遠くからでもわかります。


自由に行動できるゆきちゃんはいつもお腹がパンパン。


そんなゆきちゃんを嫁さんがハイジ風に抱っこ。

抱くとゆきちゃんのお腹が『グルグル』音をだします。


そんで・・・・うんちポロポロ。




hoso89 at 14:07|PermalinkComments(0)ヤギの部屋 

2008年08月22日

ホームレス園児





長男の寝姿にはいつも笑わせていただいていますが今回はこんな感じ。


ダンボールに包まれてそのままご就寝。

段ボールは温かいんだよね。


ダンナが赤ちゃんの頃はお気に入りのぬいぐるみと一緒に洗濯籠の中で過ごしていたらしいです。

そういえば子供のころは何故か狭い場所が好きで隙間に挟まっていましたが・・・

長男もそんな癖があるのかもしれません。



長男が寝ているときだけ細川家は静けさを取り戻します。

寝姿はかわいいんですが・・・・・。




hoso89 at 13:07|PermalinkComments(5)長男のこと 

2008年08月18日

ミドリガメを捨てないで!!!



屋久島の安房川でカヌーツアー中にいつもは岩にくっつくボウズハゼやユゴイなどの小魚の姿が少ないことに気付いてあたりを見回すと30cm程のミドリガメが悠々と岩の隙間に頭を入れて何かを捕食しているのを見つけました。


「こいつが原因か・・・・」


以外にも屋久島の川は生態系も面白く、なにより数は少ないですがとても貴重な魚類も生息している素晴らしい環境なんです。


屋久島でもカメが車道を横断していて保護したとか宮之浦川ではクサガメやイシガメ、ミドリガメが甲羅干ししていると聞いたことがありましたが安房川でカメを見たのは初めてです。

周りのガイドに聞くと最近見るようになったとのこと・・・まだ居るかもね。スッポンもいるらしい。


このままでは安房川の生態系が崩れてしまう・・・・捕獲。

しかたがないので細川家に連れてかえりました。


大きなたらいにしばらく入れておくと大量の糞を放出。

糞を調べるとカニ、エビ、魚類、昆虫の残骸が・・・・・。

屋久島にミドリガメが増えたら大変なことになると直感した。

安房川は餌になる生き物も多く、流れも緩やかで深く、産卵できる場所もある。

捕獲したミドリガメにとって最高の環境だったに違いありません。

増えだしたら止まりませんね。

増えてしまえば駆除しなくてはならなくなってしまいます。


『ミドリガメを捨てないで!!!』


今回捕獲したミドリガメを大切に飼ってくれる方を探しています。

ご連絡ください。



ミドリガメがおかれる現状↓


北アメリカにもともと住んでいるミシシッピーアカミミガメ(ミドリガメ)は1960年ころから大量に輸入され、ペットとして小さな子ガメが安価に大量に売られています。近頃のハ虫類ブームで、また愛好家が増えています。子供の手のひらサイズで全身がきれいな緑色のかわいいカメですが数年飼育すると黒っぽい茶色で大型のカメへと成長していきます。


皆さんはこのカメが大きくなるとは知らないようで安易に購入し、大きくなって困ったあげく野外に放す人が後を絶ちません。

2005年に環境省より外来生物法という法律が定められ特定の外来生物を飼育するには環境省へ届け出が必要となりました。

今の所ミドリガメは特定外来生物に指定されていませんが要注意外来生物にあげられています。

何故指定されないのか? それは飼っている人があまりにも多すぎて指定されることによって内緒で捨ててしまう人が増えるのではないかと懸念されているからです。

また在庫を抱えた業者が大量投棄することも考えられます。

 

国によってはミドリガメの輸入そのものを禁止している所もあります。

そして何より一番大事なことは飼育している人がルールとマナーを守ることが大切です。

ミドリガメのサルモネラ菌も問題になってますがさほど心配することはないと思います。

ミドリガメを触った後は手洗いをすればいいだけですから。


現在ミドリガメを飼っている皆さん、 くれぐれも死ぬまで責任を持って飼ってくださいね。

大きくなってもかわいいですよ。

そしてミドリガメを飼いたいと思ってる皆さん、 このカメは長生きするし予想以上に大きくなるので今一度考えてくださいね。




hoso89 at 08:30|PermalinkComments(8)屋久島の生物 

2008年08月12日

電動リールで船釣り







今年も釣り具の岩川さんで船をチャーターして船釣りに行ってきました。


毎年この時期ばかりのチャーターですが今のところ大漁しか経験がありません。

凄いことですよ。

今回は・・・・めちゃくちゃ激流でジギングタックルを持っていくも350gのジグが真横に流れていく。

タイラバなんかはまったく底がとれない状態。


すぐにジギングはあきらめて餌釣りに変更。

いつもこのパターン。


餌釣りも渋い感じでしたがピンポイントで仕掛けを投入すると一投目はあたります。

その後は流されて回収という感じなので一投目に集中して準備をする。

半日での釣果は・・・・・大漁ぉ~。


全部で65匹


一番多い魚はナガテングハギモドキ・・・島の呼び名はゴエン

名前の通りご縁があってか25匹ほど釣ってしまった。

刺身にしても焼いても煮ても食べられるよと教えてもらったが後に悲しいことが・・・・・。


一番の大物はクロメジナ(別名オナガグレ)・・・島の呼び名はクロ

体長62cm重さ3kgを1匹


その他、ウマヅラ、ウメイロ、ムロアジといった美味いお魚が大漁でした。


家に帰ってからは近所に魚を配ったり魚をさばいたりで結局一日魚と過ごすことになります。


ナガテングハギモドキ・・・ゴエンは食べられるとは思うが味は信用できないと疑うダンナ。

ご近所にはおいしいとわかる魚をお配りしてゴエンは細川家で消費することに。


大量のゴエンに包丁を入れると信じられないほどの脂の塊が身にくっついていた。

手が脂でギトギトになりながらも丁寧にフライ用に仕上げていく。


すべての魚をやっつけて夕飯


ウマヅラ、ウメイロ、ムロアジ、クロのお刺身・・・・「うめぇ~最高~!!!」

「これはご近所も喜んだね」『あれっゴエンは?』


「あー臭いからねみんな茹でて猫と犬の餌にしたよ」

一生懸命ゴエンと格闘し、さばいたダンナは固まりました。


「俺にはゴエンは臭いとわかっていたけど・・・・・」と放心状態

今度からはゴエンとかニザダイ系は釣ってもリリースしてください。


その後ゴエンは犬も猫も食べず・・・・ニワトリに食べさせるも限界だったみたいでかなりの食べ残しがあった。(どうやら犬と猫は吐いていたらしい)


あまったムロアジは一夜干しにして朝食で。

そんなゴエンですがダンナはリンゴのチップで燻製にしてみました。

これは美味いです。大量には食べられませんがお酒にはあいます。

ゴエンのおいしい食べ方を研究するよりも、まーリリースでということにしましょう。


ゴメン・・・ゴエン。




2008年08月11日

ライチ大収穫



植えてから6年ほどたったであろうか、我が家の在来ライチ。


去年は花を咲かせるも実は少なく結局数個の収穫でしたが・・・・。


今年は違いますよ。

なんかライチの樹にスイッチが入ったみたいにたわわに大きなライチの実がつきました。


お味も最高に甘くてうまい。

ご近所に配ったり、お客さんにあげたりと大活躍。

子供たちにとってもいいおやつになりました。

そして一番喜んで食べてくれたのは嫁さんでしたね。

嫁さんに「おいしい」と言わせるのは大変なんですが本当に自慢できるくらいのできばえでした。


「やったー」


思えば長い道のりでしたが果樹栽培はこのおいしい果実を食べられるのが魅力です。


まだまだスイッチの入っていない果樹が沢山細川家にはありますが大切に育てればいつの日か答えてくれるはずです。


「やったるでぇ!!!」




hoso89 at 13:23|PermalinkComments(0)果樹や野菜 

自家製梅干し





子供たちも夏休みに入ったので家族みんなで梅干し作り。


ずーとずーと晴れ続きの天候を利用して一気に干してしまう。


子供たちは手を赤く染めながら楽しそうにお手伝い・・・・と思ったら。


その手でベタベタといろんな場所を触り始めた。


「ギャーさわるなよ(怒)」と言ってもいつものスキンシップなのでなぜか触ってしまう子供たち。


洋服もあっという間に赤い染みだらけ・・・・顔を見たらつまみ食いしてドラキュラみたい。


「よーしシャワーあびるぞぉ~」


まともには終らないお手伝いですよ。


でも梅干しを作るなんて今では聞かなくなりましたね。


きっとおいしい梅干しになりますよ。




hoso89 at 13:09|PermalinkComments(0)屋久島徒然 

2008年08月01日

ナイトゲーム



忙しい仕事の中、初めての連日休み・・・・「これはなんとしても釣りに行かなくては!!!」


それもナイトゲーム。


ライトタックルでヒラスズキやヒラアジの子供(エバ)を狙いたい。


・・・・・・・。


ところがトラブル発生で仕事に・・・・・(泣)


釣りはおあずけ。


翌日は・・・・気持ちが沈みがちですが、こんな時ほど気分転換しようと釣りへ。

細川家からは遠く離れた永田集落まで足を運んでのナイトゲーム。


ドキドキ。


ご案内してくれたのはうみがめ師匠。

初めて釣るポイントですがうみがめさんがいてくれれば安心。


今回使うタックルもうみがめさんからとてもお安く譲っていただいたもの。

永田に来る途中の釣具屋で買ったルアーが大きいみたいで、ルアーまで貸していただきました。

何から何までお世話になっています。


そしてナイトゲーム開始


水面では魚が跳ね、たまに「ガポッ」と捕食しているような音がする。


街灯下でキャストすると数匹の魚影がルアーの周りに絡んでいるのが見えた。

・・・・でもフッキングしません。

「コツコツッ」て感じ。


おっとここでライントラブル。これ、ナイトゲームでは大変厄介です。


「リーダーが長すぎるんじゃないですか」とうみがめさんが街灯の光の中リーダーをカットして

フィッシャーマンノット(ダンナは結んだことが無い)という特殊な結びを施してくれた。


わずかな光に照らされたうみがめさんがめちゃめちゃかっこよく見えてしまった。


ポイントを移動しながらキャストすると「クグッ」

やっと来ましたライトタックルなのでものすごく引く・・・ドラグも「ジィー」と気持よく鳴る。


やったヒラかぁ。と足もとに寄せるとグゥッグゥと鳴いている・・・・良いサイズのエバでした。


うみがめさんは私に釣らせたいとポイントを譲ってくれて、案内までしてくれて・・・。

そして釣ったこの一枚はうれしかったぁ。


その後、あたりもなくなり空を見上げると満点の星空。

いっぱいいっぱいだった自分の心が浄化されているみたいな感覚。

ナイトゲームは自然を体感する最高の釣りでした。


おんなじ屋久島でも永田まで足を運ぶことはないので結構人家も多くてびっくりした。

うみがめ観察でにぎわう田舎浜にも衝撃を受けた。


永田集落は我が集落高平よりずっと都会でしたね。


こんなに良い時間を過ごしたのは久しぶりでした。

うみがめさんありがとうございました。