2008年03月

2008年03月23日

校長先生にドキッ

仕事が終わり事務所に電話すると「なんか校長先生から留守電が入っていたよ」と嫁。

長女が習う神山栴檀太鼓の新曲お披露目とお疲れ様会があるので小学校にちょうど立ち寄る。


校長先生はどんな用事があったんだろうか?まさか前回のブログ・・・・・かな?

へんなことを書いてしまったかな・・・・と反省するダンナ。


体育館に着くと父兄にプリントが配られ、目を通すと神山音頭と・・・・・。

なんと校長先生と太鼓指導をする方との作詞作曲で作られていました。

残念ながら歌詞を付けての太鼓演奏には間に合わなかったそうですが校長先生の神山小学校への思いが伝わってきました。


校長先生はやっぱり凄いなぁと子供達の演奏を聞いていると、

校長先生がいつものニコニコ笑顔で座っていました。


「こっ校長先生、家に留守電を入れられたと聞いたんですが・・・・」とドキドキのダンナ


「はいっ。見ましたよ日記」

「細川さんが楽しみに校長室便りを見られていると知って嬉しくて嬉しくて電話してしまいました」

「あのように日記に書いてもらってありがとうございました」と校長先生


感謝するのは私の方です。

校長先生が神山小学校に赴任してからの校長室便りをプレゼントしていただきました。

私の宝物にします。


娘には沢山本を読みなさいと言うくせに本読みが嫌いなダンナです。

でも頂いた校長室便りを夢中で読みました。

子育てのありかた、夫婦のあり方、宝島での生活と心の豊かさ、涙がでるほど感動しました。


子供の頃、校長先生のような教師に出逢っていたらどんなに良かったか、

母子家庭で育ったダンナにもし校長先生のような父がいたら、屋久島で暮らす細川家をどんなに喜んでくれただろうか・・・・。


校長先生は愛に溢れている。


ダンナは子供が三人いても半人前の父親です。

父親を知らぬ父親が必死に子育てをして親の苦労を知り、感謝して成長しようとしています。

ダンナにとって校長室便りは人生のバイブルになるでしょう。


校長先生、お体にお気をつけて次の赴任先でも愛をふりまいてください。




hoso89 at 10:31|PermalinkComments(0)屋久島徒然 

2008年03月14日

校長先生が好き

もうすぐ春休み、そして新学期が始まります。

長女もピカピカの一年生から二年生のお姉さんになります。

早いものですね。


そんな中、担任M先生と校長先生は転勤だということを耳にしました。

残念・・・・・・まだまだ屋久島に居てほしい・・・・。


子供たちは成長の嬉しさとお世話になった先生方とのお別れも経験しなくてはなりません。

幼児園から劇的な変化をした一年生。

ひらがなもカタカナも書けない子供たちに一から教えてくださった先生。

親からみても大変なのに本当に感謝です。

今では読み書きもできて漢字も覚えて手紙も日記だって自分の力で出来ます。

大きく大きく成長した一年間でした。


そしてどうみても不審者と間違われそうなダンナに「どうぞ子供たちの姿を見ていってください」と

いつも温かく迎えてくださった校長先生。


子供たちの人気者でダンナも大好き校長先生。


校長室だよりというお手紙を毎回楽しみに読んでいるダンナ。

校長先生の子育てや考えはこれから同じようなことを経験するダンナにとってどれだけ勉強になったことか普通は他人に話さないことを惜しみなく教えてくれる。


ダンナにとって父親としても成長できた大切な一年間でした。


そんな中、最後の校長室だよりを読みました。

それは校長先生の子供時代から現在までの大切な親友との思い出が綴られ、今までの出逢いの感謝、これからの出逢いへの希望を読み取ることが出来ました。


ダンナも親友と呼べる友を思い胸が熱くなった。

小学校の六年間、いつも同じクラスで幼なじみのYY君、よく遊び、共に宿題をして、少年野球に誘ってくれた。釣りにもよく行った釣堀公園や荒川、他県への釣り遠征では警察に補導されたこともあった。


中学でもYYくんを含むISくんとIMくん、まだ夢もなく受験という壁があるだけのつまらない時期、受験が近いのに大雪のなかで本気雪合戦・・・・次の日は三人とも熱で学校を休んだ。彼らは今でも突然屋久島に来てびっくりさせてくれる。


高校ではなんといってもワンゲル部の友人MYくん、KMくん、IHくん、AYくん、NMくん、IKくん。夢を語り、恋に悩み、週末はキャンプして焚き火を囲み語り合った。東京に行くと必ず時間をつくって昔話に花が咲く。みんな忙しく屋久島に遊びに来たことはないがいつか屋久島の山頂景色を見よう。


専門学校ではなりたい職業が近い仲間が集まる。その中でもひとつ年上のYKくんだろう、スキューバダイビング、水族館、アクアリウムともに影響を与えて仕事も趣味も楽しんだ。


専門学校に入学してすぐに三宅島のドルフィンスイムガイドとしての修行が始まった。三宅島では今は遠く離れていても、いつも私を支えてくれるSご夫婦、DTさんと出逢い人生が変わって行ったのは間違いない。自然ガイドでは食べていけないようなあんな貧乏時代でも応援してくれて生きていたのは三人の支えがあったからです。親友を超えた恩人だろう。


屋久島時代は今も進行している。あまり詳しく書いてしまうと支障があるかもしれないので程ほどに。

親友となりうる存在が釣り仲間だろう。

こんなに釣りの事を考えて、共に楽しめるのは初めてのことである。

心から出逢いに感謝しています。


校長室だよりを呼んで、過去も未来も親友に支えられてきたんだなぁーと思い返す良い時間になりました。


校長先生、M先生・・・・・また屋久島で待っていますよ。




hoso89 at 11:30|PermalinkComments(2)屋久島徒然 

2008年03月04日

3歳児検診



子供の成長はそれぞれ遅いとか早いとかだいぶ違っている。

子供の成長をよそに、親は他の子と比べたりかってに遅いだの決め付けてしまうことがある。


子供たちが幼稚園にあがる頃の3歳児検診は成長の一区切り。

無事に幼稚園に行けるかどうかという判断を検診して小児科の先生に診てもらいます。

以前少し成長が遅い子だけ呼ばれて診てもらった時は普通の3歳児の70%ほどの成長ですと言われ、それでもダンナは大喜び・・・・他人から見ればもっと悪く20%くらいと言われると思ってた。


3歳児検診本番・・・・・・。

看護師さんとのお話での受け答えや知育おもちゃ、お絵かきなど・・・・・


「まー体は小さいけど大丈夫でしょう」と先生


家で待つダンナは嫁さんからの報告を受けて、涙がでてきた。

『ありがとう。感謝。』

育児に専念してきた結果が少しずつ実を結んできたんだね。


疲れてしまった次男は夕飯を待たずに寝てしまいました。

検診よく頑張ったね。




次男と私たちを支えてくれたのは障害をもつ子供たちが多く通うデイケア縄文とカンガルークラブです。


縄文に通いだしてからは分け隔てなく障害をもつお友達と学び、遊び、そして応援してくれる先生がたのおかげで親子で子供との絆を深めることができました。


カンガルークラブでは同じ年頃のお友達とふれあい、成長する自分に喜び、苦手だった集団行動にも落ち着いて身を置く様になりました。


言葉も以前よりずっと増えて、ポケモン大好きで名前を覚えたりしています。

踊ったり、歌ったり、親子で遊んだり。


日々の成長に毎日拍手しています。

いつの間にか他の子と比べることもなく、今に満足できるように親も変われました。


お世話になりっぱなしですが、これからも次男や細川家をよろしくお願いいたします。


屋久島にお住まいで子育て、子供の成長に不安のあるお母さんはデイケア縄文やカンガルークラブに参加してみてはいかがですか?。始めは泣いたり、暴れたりするかもしれませんが必ず良い成長に繋がると思いますよ。




hoso89 at 14:23|PermalinkComments(2)次男のこと 

2008年03月02日

お願いだから『ヤ・メ・テ』



夕食を家族みんなで食べてると長男が

『歯が痛い』といい始めた。


どれどれと小さな口を覗き込むと奥歯にポッカリと穴が開いている。

黒くも茶色でもなく白くきれいな穴。


穴の奥には米が詰まっている。


楊枝を持ってきて突きながら詳しく調べると穴の底はなんと歯茎が見えている。


『うぁっやばそう』・・・・・ダンナもびっくりですよ。



最近は長男まかせの歯磨きで仕上げはたまに嫁さんとダンナがやっていたけど・・・・。

いつの間にこんな穴ができたのだろう。


痛むらしく夜も発作のように急に目覚めて痛がるので翌朝には歯医者を予約した。

「歯医者へいきだったぁ」と穴に詰めものを入れた歯を見せてくれた。


その夜はほっぺたが痛いと言って中々寝付けずにいる・・・・かわいそう。

幼稚園でもほっぺたが痛いといっていたのでほっぺを見ると少し腫れているように見える。

もう歯で痛いのかほっぺたなのかわからないよ。


歯医者さんがお休みなので今度は小児科の先生に診察してもらうと

「虫歯のせいかな?」と痛み止めを貰って帰ってきた。


その夜も痛むので痛み止めを飲んでやっと寝た。

痛みで起きることがなかったので安心はするけど明日は歯医者に連れて行かなくては。


待ちに待った歯医者に行くと「もう神経を抜くしかないですね、いいですか?」

「先生、いいですか?と言うことは他に方法があるんですか?」

「いいえ抜くしかありませんね。大人だって我慢できないほどの痛みに耐えているんですから」


「・・・・・先生お願いします。」


長男の神経を抜く治療が始まった・・・・・。


怖がりな長男は麻酔の注射を見るなり暴れだした。

「ぎゃーへーー痛い、痛い、やめて、やめてぇー」


結局、頭と体、腕を押さえて強引に治療するも長男の暴れ方は4歳の力ではない。


叫んで暴れて顔も真っ赤。


「お願いだから止めて、お願いだから止めて、熱い、熱い」


歯医者さんも大変だよ。こんなに暴れているんだからさ・・・・・。


「明日また来てもらおうか?」と先生

「いえ、今日終わらせてください」とダンナ


口の中血まみれで大暴れしつつも、何とか治療を終えました。


先生も長男もお疲れ様でした。

2人とも疲れきった様子。


頑張ったかいあって、歯とほっぺたの痛みはなくなったみたい。


翌日は最後の仕上げです。

ただ質の良い詰めものに変えるだけですが長男は注射器を見るなり麻酔をされると思いひと暴れ。


「あれっ注射じゃないの?痛くないじゃない」とホッとする長男に

「今度はこの光をあてるから」と先生。

詰めものが固まるらしい・・・・・光を照射され「ひぃぃぃぃ」という顔をする長男。


歯医者は大人になっても怖いものだけど長男は初めて怖い歯医者さんを経験して歯磨きの重要性を体で覚えたようですね。


本当はしっかり仕上げ磨きをしてあげなかったダンナが悪いんだよ。

ごめんよ。


毎日一緒に親子歯磨きしましょ。




hoso89 at 22:14|PermalinkComments(0)長男のこと