2007年12月

2007年12月29日

カスミアジが釣れた





あたりまえだがヒラスズキ狙いで磯に通うも中々釣れない。

ダイエットを兼ねての磯歩きもダイブ慣れてきたが魚をつるのが一番の目的。


良い潮通しの磯で波をかぶりながら、ひたすらキャスティング・・・・・。

「かかったよぉー」釣友のロッドがしなる。

どうやらイケカツオだったらしいがフックアウト。


また釣友のロッドがしなる「かかったよぉー」

かなりビッグファイトまたもフックアウトでおしい。

ルアーを回収するとトリプルフックが曲がっていた。

今回は大型ヒラマサだったそうで・・・・・凄過ぎです。


ダンナもひたすらキャスティング・・・・・・「きったーぁ~!!!!!!」

あまりのへっぴり腰に釣友が慌ててサポートに来てくれてキャッチ。

小型のカスミアジでした。


青い斑点がとても美しいアジで刺身で絶品なんです。


もう1匹釣りたいと欲をだしてキャスティングしていると

「バコンッ」とルアーが引き込まれた。

「きたぁー!!!!」ダンナはまたカスミアジだと思ってたら「ジィーーーーーー」リールが壊れそう。

もうドラグが止まらないし、ロッドを立てることも、自分が立つこともできず魚に翻弄される。

まったくもって余裕なしで成すすべ無し。


「あーーー切れた!!!」

足がガクガク震え、ビッグファイトの余韻に浸りながらラインを回収すると

ルアーも無事だった。


トリプルフックを見ると完全に曲がってしまっているしルアーのボディーには大きな歯で削ぎとられたような傷が・・・・・。

何本ものGTをキャッチした経験を持つ釣友が「おそらくGT(ローニンアジ)だよ」と言った。

いま思い出してもダンナが見たあの魚影はまさしくGTだったと思う。


これで来年、GTを釣るという心の準備ができた。

今回のビッグファイトを忘れないようにイメージトレーニング開始ですよ。




オオベニゴウカン



細川家の庭ではポインセチアとオオベニゴウカンのコンビで赤色ですよ。

ボリビア原産のマメ科の樹木で漢字で書くと大紅合歓。

レッドパウダーパフとも呼ばれています。


今年夏の終わりに植えた、細川家の新たな花木で

こんなに早く花が見れるとは思っても見ませんでした。


ていうか、狂い咲き?と驚いていたら。

なんと花期は12月から5月らしい。

花の感じからして夏と言うイメージだったので寒い時期に次から次へと咲く姿はとても目立ちます。




hoso89 at 15:48|PermalinkComments(0)庭の花 

2007年12月17日

幻のヒラスズキを釣る





初めてヒラスズキ釣りを見たのは去年の冬、友人に付いて行った。

私の格好は七部丈の短パンにサンダル姿。

友人はライフベストに鮎タイツ、磯タビ。

この釣りスタイルからわかるように私はヒラスズキ釣りというものを理解していなかった。

「ヒラスズキは荒れたサラシの磯で釣るんだよ」とは聞いていたがこんな強風の中・・・・。

しかも横殴りのシャワーのような強烈な波しぶきの中で釣りをするとは思っても見なかった。

磯を洗い流す波が足首を隠し、砕けた波しぶきが恐ろしい轟音をあげる・・・・怖い。

ルアーを投げてもどこに飛んだのかさえわからない。


「なんで俺、サンダル?」

すぐに釣りをあきらめて退散。

友人は強烈な波しぶきを物ともせずに磯を渡り歩きルアーをキャストしている。

ヒラスズキを釣ることの難しさを知り、命がけの危険な釣りであると震えたあしがものがたっていた。


「俺にはヒラスズキ釣りは無理なんだ・・・・」と思っていた。


でも釣り友達のヒラスズキにかける熱い思いや何故そこまで夢中になるのか話を聞くうちに

「俺もヒラスズキが釣りたい」と思うようになってきた。

まずは荒磯に立ち向かう為の装備を揃えなければ。

レンタル品に使えなくなったレインウェア

カヌー用で使い込んだライフベスト

鮎タイツ

磯タビ

手袋


あとは釣り具

ロッドは去年中古で買ったダイワのパシフィックファントムCC-1304T-4RS

リールはシマノのツインパワーXT4000DH

どれも時代遅れのタックルかもしれないが、今ヒラスズキを釣る為にはこのタックルしか持っていない。

少しの時間でも磯に通いルアーを投げ、

ルアーを無くしてもあきらめず、釣れなくても磯歩きを慣れるように心がけた。

流石に格好も様になってきたように感じるがキャスティングは下手っぴです。


そんなある日、とうとう憧れたあの銀色の魚体と格闘となった。

まだ暗闇の早朝でのヒラスズキ狙い。

闇の中でのキャストとリーリングは感覚だけが頼り、波がヒザ近くまで押し寄せて引いて行く。

この間までは恐怖でしかなかった打ち寄せる波が不思議と気持ちを落ち着かせていく。

感覚的に、もうそろそろルアー回収だなと思った瞬間


「グッググッ」とルアーが引き込まれ重たくなった。

次の瞬間、リールからラインが「ジィーーーーーーーーーー」と引き出される強烈な引き。

リールが破壊されたかと思うくらいの衝撃。

まだ魚はそこにいる・・・・。


落ち着きを取り戻しヘッドランプを付けて足元を確認した。

「とりあえず魚体を見たい」

するとライトに照らされ銀色の魚体が激しく揺れていた。


「ヒラスズキだっ」

・・・・・・逃がしてたまるかとライントラブルでも強引に巻く。


よせ波に任せながら引き寄せると・・・・・「デカイっ」

心臓が爆発しそうなくらい、そして足が震える。


強引に引き上げ、しばらくは放心状態でなんともいえない美しいヒラスズキを眺めていた。


震える手でプライヤーを持ち、フックをつまむとフックが伸びて曲がっていた。

3本あるフックのうち2本が曲がっていた。

すごいファイトだったんだとヒラスズキに敬意をはらった。

ありがとう。

ファイト時間は1分か2分ほど、とにかくあっという間でした。


人生初のヒラスズキは全長84センチ、重量7キロ

デカヒラでした。


最後にヒラスズキ釣りはむやみに人に勧められるようなものでないことを理解して欲しいです。

今回足元が良いほうだったので取り込みに成功しましたが

一歩間違えば怪我ではすまないことになったかもしれない。


私はヒラスズキの魅力を知りました。

その魅力以上に危険も知らなければならない。




2007年12月11日

お伊勢参り





仕事も一段落して、まとまった空きがでたので

一度は訪れてみたかった三重県の伊勢神宮、鳥羽へ行くことになりました。

目的は超有名な観光地での観光業とサービスを見てみようということ。

ついでに長男の七五三も・・・・・。


有名な観光地のわりには交通の便が悪く、大所帯の細川家は空港からレンタカーで三重に向かいました。

大荷物で電車移動は無理でしたからレンタカーのありがたさが身にしみました。


伊勢に着いたのは18時、星出旅館という明治や大正の頃からの古い旅館を選びました。

外国の方や女性にはその趣は喜ばれると思います。

細川家が泊まったのが連休明けということもあったのか清潔度はいまいち。

ダンナは激しい鼻炎が発症。

名物女将さんが清掃業の方が来ないともらしていましたが・・・・・。

お食事は自然食系で大変おいしかったです。


古い建物なので隙間が多いんでしょうね。

夜中は蚊に悩まされ、なかなか寝付けずに早朝参拝へ。


近くの外宮(げくう)から参拝することに・・・・。

豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祭り、神々の食物をつかさどる。

このことから衣食住、ひろく産業の守護神としてあがめられています。


人も少なくゴミ1つ無い。

神聖な自然がここにもありました。

屋久島の森で感じるような霊気とでも言うんでしょうか。

空気にも静かな緊張感があり、体に「ビンビン」と感じる霊気で逆に心が静まってくるのがわかる。

早朝参拝は心が引き締まる。


家族みんなの要望で「千と千尋の神隠し」湯屋のモデルになった山田館を見てから宿にもどる。

朝食をとり、いよいよ神宮の中の内宮(ないくう)へ

皇大神宮(こうたいじんぐう)の祭神は、天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)。


外宮とはうって代わって、駐車場には数え切れないほどの大型バスが並び、

人が列を作って歩いているのが見える。

いやー有名観光地ですね。


素晴らしいですがなにか大規模な日本庭園のような感じ・・・・・。

人の思念を強く感じてしまい霊気が弱い・・・。


奥へ進むと素晴らしい森と一体化したような建物が融合した神の宮殿があらわれた。

神域とは内宮のご社殿を中心とした付近およそ93ヘクタールの地域で、ご鎮座以来まったく斧を入れることのなかった禁伐林だそうで、参道に立ち並ぶ鉾杉(ほこすぎ)は神域の森厳さを保ち、またモミ、マツ、ヒノキ、カシ、シイ、クス、サカキ、など繁り、暖帯北部の代表的な林相をなしています。

神宮では、斯界の権威者に委嘱して、神宮境内地保護委員会と神宮自然保護委員会が組織され、神宮の太古のままの大自然をそのままに守っていこうと努力されているそうです。


そして正宮へ近づくと霊気ビンビン。

そばに沢山いる人の気配がなくなるほどです。

その霊気に圧倒されつつも心が静まり参拝するときは何故か頭の中が真っ白に・・・・

布に隠れ透けて見える神殿を見ながらだだ参拝し始めると、

ダンナを歓迎するかのように布が風で靡き奥の神殿の姿が・・・。

「感謝」

過去、未来を感謝しました。




hoso89 at 10:55|PermalinkComments(0)屋久島徒然