2006年04月
2006年04月27日
「鯉のぼり」と「ぎっくり腰」
「今年は鯉のぼりは出さなくていいよね」とダンナ。
「何言ってんのよ。出して」と嫁さん。
買ってくれたじいちゃんとばあちゃん達にも悪いので鯉のぼりをいっきにやっつけようと強風の中、設置してると「あれっ。あれっ腰がいたい。」あまり気にせずに無事終了。
鯉のぼりが泳いでいます。鯉のぼりを見てるとやっぱり気持ちいいね。
「今日は腰が痛いなぁ」とは思いながらも普通に生活してたら。
「あっっっ」急に腰に激痛が「ぎっくり腰」っぽいです。
きっと鯉のぼりを出したくなかったのはぎっくり腰をなんとなく予感していたんだと思う。じっとしてても痛むので本当につらい。
子供達は鯉のぼりを喜んでくれたのはよかったけど「ありがとう」と言う気持ちを体を使ってダンナに返してくる。
「ギャーーーーッ痛ってぇぇぇーーーー」。もうほっといてくださいよ。
2006年04月24日
32歳、ピザ祭り
「誕生日は何食べたい?」と嫁さんが聞いてきた。
「うーん」と悩むダンナ。
「ピザでしょ」と勝手に決める嫁さん。
よく分かっていらっしゃいます。
屋久島は出前のピザなんてものはないのでピザをお腹いっぱい食べるということはまず無い。
「これでもかぁーというくらいピザ食べたい」とリクエストすると快くOK。
午前中は掃除、畑仕事や管理を終えて、午後はピザ作りには邪魔な子供たちをつれてお使いにGO。
夕方家に戻ると生地ができてた。
ワクワクしながら子供三人を風呂に入れて、一日のダンナの主なお仕事が終了。
「ピンポーン」
嫁さんの友人から何故か鉢植えのブーゲンビリアが届いた。
「えっ何で俺の誕生日知ってるの?」
まー嬉しいから気にしないし・・・・・。
さぁ。ピザ祭りの始まりだぁ。
子供たちが「お誕生日おめでとー」と何度も何度も言ってくれた。
幸せなダンナは何度も何度も「ありがと、ありがと」とお礼を言った。
子供たちもニコニコして嬉しそう。
食べきれないほどのピザ、ピザ、ピザ、ピザ、ピザ。
ビールも格別においしく感じるよ。
結婚してからは毎年、誕生日を祝ってもらっているはずなのに本当に感謝の思いが溢れてくる。
そんな心地よい時間と家族です。
誕生日にお花が届くなんてのも生まれて初めて。
お花の事を嫁さんの友人に聞いたら、たんなる偶然だったようですが凄いタイミングで届きました。
「俺ってついてる!!!!間違いない。」
2006年04月21日
金魚のようにフグを飼う
我が家のミニ水槽で暮らす淡水フグの紹介。
インドとかスリランカに生息しているというアベニーパファーという3cmほどにしかならないちっちゃいフグちゃん。
通称アベニー。
始めは5匹買ったのに今では2匹になってしまいまいました。
フグなんて何でも食べるからえさの心配はまったくしてなかったのが悪かった。
「えさ食べない」「フグなのに痩せてく」「日に日に餓死」
乾燥アカ虫はほとんど食べないので、生の冷凍アカ虫に変えると食べ始めたんです。
本来は小型の巻貝がお好みらしいです。
えさを与えたばかりはプクプクと太り見た目はやっぱりフグ。
可愛いですよ。
でも厄介なのが「めちゃめちゃ臆病」でま近で観察しようとすると隠れてでてこない。
2mくらい離れるとチョコチョコ泳ぎ回っているのに・・・・・。
マニアは部屋の片隅で双眼鏡で観察しているとか・・・・・。凄すぎ。
最近気になっている淡水フグが「ブロンズパファー」というマンボウちっくなフグちゃん。
淡水フグは結構簡単に飼えるのでチャレンジしてみてね。
2006年04月17日
三宅島での思い出
ダンナが東京を離れ最初に移り住んだ島が「伊豆諸島三宅島」19歳でドルフィンスイムガイドとして働き始めて20歳で三宅島に住所を移し島民となりました。
自然が素晴らしい島でした。
三宅島でいいことも、いやなことも沢山経験できたのが、今の屋久島生活にかなり活かされている感じです。
何故か屋久島のご近所から三宅島のお菓子を頂きました。
明日葉とかが有名なのでお菓子は「明日葉クッキー」とかを想像してしまうけど。
ダンナが好きだったのが「牛乳せんべい」。
ダンナが住み始めた頃は乳牛がいて三宅島牛乳が飲めました。
「牛乳せんべい」とはその新鮮な牛乳を使ったせんべいなのだ。
三宅島牛乳はたしか後継者がいなくなってしまうということで買えなくなってしまうと言う頃、
数少なくなった牛乳を買いに行って、冷蔵庫で大事に保管しすぎて気が付いたらヨーグルトに変わってしまうという大失敗がありました。
そのヨーグルトはもったいないのでおいしく頂きましたが・・・・・。
そんな「牛乳せんべい」は残っていたんですね。
「牛乳せんべい」のあまりの懐かしい味に三宅島での色々なことを思い出してしまった。
思い出にひたっていたら、気付いたら子供たちにほとんど食べられてしまってた。
おいしそうに取り合い食べている子供たちを見て「もう少し大きくなったら三宅島に行こうね」と声をかけたら完全に無視された。
そんな我が子がたまりませんよ。
2006年04月15日
昼から握り鮨
ヒラアジを釣ってきた。
ビッグファイトだったらしい。
四分の一身でも十分なほど刺身食べれますよ。
「握りにしてよ」と嫁さん。
「えっっ!!!これから仕事するのにぃー。」
まっいいか。早速握りように切り分け、昼は普通握り、夜は漬け丼とする。
オニヒラアジ・・・・激うまです。
細川家大満足。
「父さんが寿司握ってくれればお寿司屋にいかなくていいよね」と嫁。
そんなに喜んでくれるならまた握りますよ。
その日の夕方、現役漁師うんこちゃん(あだ名)がシイラと飛魚を持ってきてくれて夕飯も魚づくし。
シイラはムニエルとフライ、飛魚は刺身と塩焼きにしておいしくいただきました。
こんなおすそ分けで生きてる細川家です。
2006年04月14日
高速船の座礁事故
先日、高速船トッピーが座礁して沢山のけが人がでてしまった。
ニュースでも取り上げられ、心配した友人からもメールがあった。
細川家は全員無事です。ご心配をおかけしまして申し訳ありませんでした。
トッピーは年に数回しか乗らないので安心してください。
今日は何故か「めざまし土曜日のアンケート」から電話がかかってきたのでこんなブログを書き始めてしまいました。
質問内容は利用するか?とか、責任所在は?とか・・・・。
飛行機や電車、車どんなことでもそうだとおもうけど、万全の安全管理をしていたとしても、事故は起こるときは起きてしまう。高速船が危険か?と言われれば答えはわかりません。
でも屋久島の人にとっても重要な交通手段、なくなってしまうと困る。
いつでも危機感を持っていれば、シートベルトもしっかりして危険に備えるだろう。
でもしょっちゅう乗るわけでもないのに周りを観察するとシートベルトを閉めない人が多いのははっきりと覚えている。
五、六年前にも鯨らしき生物にぶつかった事故があったのも覚えているし、鹿児島や屋久島近海では鯨が多いのでダンナはシートベルトをはずす事はあまりしないようにしてました。
そのときは今回のような大きな事故にはならなかったけどね。
鯨にとっては災難ですよ。おそらく命を落としてしまったはずです。今回も・・・。
人間が野生生物の住む環境を利用しているのだから、人間優先の考えを変えておじゃまさせてもらうという立場で運航すればいいのに・・・・・。
なるべく事故がないように乗せる側、乗る側も改善していくしかないような気がします。
めざましテレビの電話アンケートでは
「事故の責任の所在は・・・」と言うから
「事故が起こったから急にどうこうするというわけでもないし鯨も多いし」と答えたら
「では以前と変わらないと言うことですね」と言うから
「はい、そうですね」と答えた。
何も考えていないアホっぽい人だと思われたかも・・・・・。
質問も事故を起こさないためにはどうしたらいいか?とか起きた時の対応はどう思うか?とかの方が利用する者にとっては重要なんじゃないかな。
ムシキング
ダンナの地味な趣味としてクワガタ飼育というのがあり、三年ほど前からニジイロクワガタやパプアキンイロクワガタを飼い幼虫から成虫へと数世代かにわたり飼育しています。
これが意外とお金がかかる趣味でクワガタに食わすクヌギ材やらマット(土)とか高蛋白ゼリー(えさ)とか・・・・。去年から細川家の防風林を選定する時に、折れたシイとかブナの木を集めてクワガタ飼育に使うことにしました。
「もう、成虫になったかな?」
倉庫に眠るダンナのクワガタ飼育ケースを引っ張り出して中身を「エイヤァー」とひっくり返すとビックな幼虫が・・・・・。
「これっカブトじゃん」「カブトなんて入れてないよぉー」
パプアキンイロクワガタは全滅し、いつの間にかカブトに占領されていたのでした。
暗い倉庫内で暗い気持ちになってしまったダンナ。
「まっまだニジイロクワガタが残っているじゃないか」
気持ちを奮い立たせ「エイヤァァー!!!」
えさの材の中から分けのわからんひ弱な幼虫がびっしり。
マットの中をほじくると一匹だけニジイロ幼虫発見。
でも一匹だけでは細川家のクワガタの血は途絶えてしまう。
ダンナの地味趣味もジエンド。
今回の敗因はケチって天然の倒木を使ってしまったことですね。
水に3日つけて中の虫も殺したつもりでも結構生きてるもんですよ。
かなり負け惜しみです。
このブログにニジイロやパプキンの美しい姿を紹介したかったのに・・・・・・。
そうそう、知らないうちに大量飼育してしまったひ弱な幼虫の正体は「ホタルカミキリ」という小さな小さなカミキリムシでした。
もちろんすぐに捨てました。