2005年09月
2005年09月10日
台風14号直撃。
九州をなぎ倒していった台風14号は屋久島にも直撃して去っていきました。
台風の影響を受けたのは四日間ほどで、とにかくゆっくり進む台風さんなのです。
「まだここかよ」とテレビを見ながら最新の情報を聞きながら台風の接近に備えるのです。
まだテレビが見れるのは幸せで、そのうちお決まりの停電。
飽きてきた子供たちのお世話は虐待的なダンナへの肉体労働に変わってしまうのです。
恐怖のあまり家からはでることができない家族にかわりダンナは外の被害状況をチェック。
カッパを着こんで完全装備にも関わらず、横殴りの雨が顔から入り込み体が濡れてしまう。突風にあおられて飛ばされそうになるなど結構命がけ。
台風で一番不安な時間は夜です。光の無い完全な闇で台風が過ぎるのをじっと待つしかないのです。
夜は風鳴りや海鳴り、雨粒のぶつかる音、何かが飛ばされぶつかる音など昼間よりも恐ろしいほど音が大きく聞こえてきます。嫁さんは一睡もできなかったらしい。長男と次男は闇の怖さを初めて経験したようでいつもとは違う悲痛な声で泣いていました。
台風も過ぎて被害を確認しに行くと
被害�@ ビニールハウスの扉が破損、飛ばされた
被害�A アヒル小屋(鉄とアルミ製)が飛ばされかけていて変形していた
被害�B 犬小屋のトタン屋根が飛ばされた
被害�C 倒木1本
今回はこの程度ですみました。
台風などの災害でいつも感じることは屋久島とか沖縄の人たちは台風慣れしているので被害が最小限。
素晴らしいことです。
島内の大きな被害は
安房港の堤防、沖堤防などが波により崩壊。
麦生港船着場のアスファルトが波により剥がされ流出
湯泊温泉が波による被害
他にも沢山あるかもしれません。
ダンナは台風の後片付けをする日々が続いています。