2013年05月30日
Gekko yakuensis
ヤクヤモリ(Gekko yakuensis)は、爬虫綱有鱗目ヤモリ科ヤモリ属に分類されるトカゲ。
yakuensisは「屋久産の」の意味。
胴体背面は小型鱗に覆われ、大型鱗が混じるが四肢背面には大型鱗がない。
鼻孔が開口した鱗(鼻板)の間にある鱗(鼻間板)が大型。
指趾が長く、指趾の間には水かき状の皮膜が発達する。
絶滅危惧II類(環境省レッドリスト)
屋久島にはヤクヤモリとミナミヤモリが生息している。
在来種ヤクヤモリが島内の里に広く分布するのに対し、ミナミヤモリは一湊、宮之浦、安房、栗生など現在の港、過去に物資搬入をした港があった一部の集落に局所的に分布しているようなのです。
屋久島のミナミヤモリは物資の搬入に伴う人為的な持ち込みで侵入した可能性が高いそうな。
ヤクヤモリとミナミヤモリのハイブリッド個体も確認されているようです。
写真は細川家で暮らすヤモリくん。
以前は小さい赤ちゃんでしたが成長したのか別個体なのか・・・・・・。
普通はふもとの森でくらしているので近くの防風林に入ると昼間でも意外と活動しているヤモリを見かけます。
ヤクヤモリ
ミナミヤモリ
どっちなんだろう。
hoso89 at 18:36│Comments(0)│屋久島の生物