サンゴバナライバルとの再戦

2009年11月18日

インギー鶏

南種子町の天然記念物インギー鶏。





たくさんの料理TV番組等で紹介されていて、ダンナも実際インギー鶏を見たのは『どっちの料理ショー』というTV番組で親子丼になっていた。



インギー鶏は種子島にいた鶏ではなくこんな経緯から種子島にやってきたのです↓。



・・・・・明治27年、イギリス帆船ドラメルタン号が暴風雨により種子島に漂着、それを発見したことにより救助活動が始まったとか。

その後、英国の艦隊が救助に来るまでの約4ヶ月間、29名の乗組員を集落の各家庭で保護、手厚くもてなしたと伝わっているそうです。

その救助活動のお礼として、ドラメルタン号のコーウエル船長から船で飼っていた鶏11羽が村に贈られ、村人達はそれをイギリス人から貰った鶏なので、インギー(イギリス人の意)鶏と呼ぶようになったそうです。



インギー鶏は元々は英国の帆船に食用として積まれていたもので、どうやら日本を通過する前に立ち寄った清国で積み込んだものとみられ、中国南部の古い地鶏の特徴を持っているそうです。

そして現在まで種子島で大切に飼育されてきました。



学術的にも世界的に珍しい鶏として注目されて、既にイギリスにおいても一羽もいないとのこと。

尾羽がなく弾力がある肉質は柔かく大変おいしい鶏である。

一羽の大きさが小さく、肥育期間が長いのが難点なので普通の鶏の約3倍の値段で大変高価。





そんな貴重で高価な鶏が細川家にいるかと申しますと屋久島で趣味でインギーを飼っている方が分けてくれました。

本来は種子島からの持ち出しは出来ないと聞いたことがありますが・・・・・・?。

でも、細川家のはインギーの特徴である短く丸まった尾羽でなく尾羽がある子もいるので純粋種ではないのかもしれません。




hoso89 at 05:17│Comments(0)その他ペット 

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